相場を把握してから、複数の引越し業者にまとめて見積もり依頼をするのが、料金を安くするコツです!私は長い間、ある大手引越し業者でセールスドライバーをしていました。
セールスドライバーとは、営業と現場責任者の両方を担当する者なので、
見積もりと作業の両方で引越しに深く携わりました。
そして、今はその会社を辞めて、違う業界で働いています。
ですから、自由かつ引越し業界の裏側を熟知している立場から、皆さんの味方としてアドバイスさせて頂きます。
以下をお読みになれば、
- 引っ越し料金を徹底的に安くする方法
- 良い業者の選び方
が簡単にわかる様にしていますので、順番に読み進めてくださいね。
相場を知ることから始まります!
日常的によく買う食品などの場合、皆さんは相場をよくご存じです。
ですから、お店が相場よりも高い金額で売っていた場合、気づいて買うことを避けられると思います。
一方、日常的に引越しをする人は少ないですから、引っ越し料金の相場を知っている人は限られます。
そこに目をつけて見積もり時に、
相場よりもかなり高い金額を提示してくる引越し業者の営業マンが非常に多い
んです。
営業マン時代の私がそうでしたし、ライバル業者も皆そうだったので、間違いありません。
引越し業者の営業マンは、
- 恐らくこの客は相場を知らないだろう
- 自分の営業成績の為に、なるべく高い金額で契約をとりたい
と考えるので、相場よりも高い金額を提示します。
結果的に皆さんは、
相場よりもかなり高い費用を支払っています。
ということで、せっかく当サイトに来てくれた皆さんには、まずは引っ越し料金の相場を知ってもらいます。
以下のサービスで、おおよその相場が簡単に分かる様にしましたので、皆さんの条件で調べてもらってから、このページに戻ってきて、続きをお読みください。
それでも手ごわい引越し業者の営業マン!
皆さんは、おおよその相場を把握できました。
ただ、食品などと違って、引越しの見積もりはそう単純ではありません。
ご覧になった相場表にある通り、見積もり時に営業マンが考慮する主な条件は、
- 使用するトラックの大きさと台数
- 必要な作業員の数
- 現住所から新住所までの距離
- 人気日かどうか
等ですが、
それ以外にも見積もりに影響を与える条件がたくさん有って、例えば、
- 現住所や新住所の建物種別や階数
- 階段で運ぶのか、エレベーターで運ぶのか
- トラックを止める位置から玄関までの距離
- 窓から搬出入する必要のある家財の有無
- 分解・組立が必要な家具の有無
- エアコン、ウォシュレットなどの電気工事の有無
- 不用品引き取りが有るか
なども、見積もりにかなりの影響を与えます。
ですから、事前に当サイトで相場を知ってもらっても、上記の様な細かな条件を理由に営業マンが、
お客さんのケースでは相場よりも高くなってしまいます・・・
と、もっともらしく説明してきますから、多くの皆さんは、
自分のケースでは、相場よりも高くなってしまうんだな・・・
と納得してしまって、
結局、相場よりもかなり高い金額で契約してしまう
ことになります。
ということで、次ではその対策をお話します!
1社だけで決めることを避ける!
それでは、営業マンが提示してきた見積もりが適正かどうか、高すぎないかどうかを確認するには、どうすれば良いのでしょうか?
実を言うと、簡単な方法で確認できます。
その方法とは、
複数の引越し業者に見積もり依頼をして比較する
これだけで大丈夫です!
複数の業者を比較することによって、皆さんは以下の様なことを経験されます。
- 1社目が20万円の見積もりを出してきたが契約しなかった
- 2社目は14万円と安かったので契約した
- その後、1社目が連絡してきて2社目の金額を聞いてきたので伝えると、
「13万円まで値引きするので、2社目をキャンセルして契約して下さい!」
と言ってきた
1社目と2社目の最初の差額(20万円 → 14万円)も凄いですが、2社目の金額を聞いた後の1社目の下げ方(20万円 → 13万円)も凄いでしょう。
ただ、これは大げさな例ではなく、引越し業者の見積もりでは、毎日のように起こっていることなんです。
上記は2社だけに見積もりをとった例ですが、もっと多くの引越し業者を比較すると、もっと凄い値引き合戦を見ることが出来ますし、より適正な相場を知ることにつながります。
ですから、
1社だけで決めることを避ける
ことが重要なんですね。
そして、料金を安くする為に、以下を実践してみてください。
- なるべく多くの引越し業者を比較する
- できれば料金交渉をする
ただ、スマホなどで複数の引越し業者を検索して連絡することは大変です。
また、料金交渉が苦手な人も多いのではないでしょうか・・・
ということで次では、それらをお手軽に出来る方法をご紹介します!
一括見積もりサービスは最強です!
引越し業者に見積もり依頼をする場合、一括見積もりサービス【無料】が最強です。
一括見積もりサービスをご存じない方がイメージしやすい様に、申し込みから契約までの流れを説明しますと、
- スマホやPCから、必要な項目を入力して申し込む
↓
- 一括見積もりサービスが、条件に合う複数の引越し業者を自動的に選んで、見積もり依頼してくれる
↓
- 引越し業者側から、メールや電話で皆さんに連絡してきてくれる
↓
- 単身者の引越し等は、電話やメールのやりとりのみで正確な見積もりが聞けて、契約まで至ることも。それ以外は訪問見積もりの日時を決める
↓
- 見積もりを比較して、契約する業者を決める!
参加業者がお互いを意識し合って、自然に相場が下がる!
ことなんです。
なぜ、自然に相場が下がるかというと、
- 当サイトでご紹介しているものは、同種のサービスの中で一番最初に開始したので、参加業者が非常に多い
- 参加業者は過去の経験上、ライバルにも見積もり依頼されていることを知っている
- つまり、激しい価格競争を覚悟している引越し業者が沢山参加している
- 結果的に自然に相場が下がる!
実を言うと、
私が働いていた引越し業者も、このサービスに参加していたんです。
このサービスから見積もりにつながったお客さんの場合、契約がとれたとしても非常に安かったんです・・・ ^^;
ただ、これは逆に言えば、皆さんには嬉しいことですよね!
無料のサービスですから、気軽に利用してみてください。
ここまでの説明で、早速使ってもらっても大丈夫ですが、以下ではお時間のある方向けに、私ならではのこだわりを二点ほどアドバイスさせて頂きます。
お急ぎの方は、早速どうぞ。
最安値にこだわるなら!
一括見積もりサービスを使えば、それだけで充分安くなることは、既にお分かりだと思います。
ただ、やはり引越し業者の営業マンは手ごわいですから、そんな彼らに、
最安値を出させるコツ
をお話しておきたいと思います。
そのコツとは、
見積もりを予定した全ての引越し業者と話し終わるまで、途中でどの業者とも契約しない!
ということです。
そんなの簡単じゃ~んと思われたでしょうか。
しかし、引越しの見積もりに関しては、なかなかこれが難しいです。
というのは、他の業界に比べて引越し業界は、営業マンに対して、
その場で契約をもらうこと
を強く求めている会社が多いからです。
つまり、お客さんに「検討させない」わけです。
皆さんが他社の営業マンと会ってしまうと、自分が提示した金額が相場よりも高いことが分かってしまうので、その場で契約をもらって、他社の見積もり予定を断ってもらおうとしてきます。
その場で契約をもらう為の営業テクニックは、例を挙げれば切りがありませんが、最もポピュラーなのは、何度か値引きをして見せることです。
ただ、そもそもの最初の提示額が、相場の倍額だったりしますので、
3回値引きしてくれても、まだまだ相場より高い
わけです。
にも関わらず、その営業マンの値引きを繰り返してくれる必死な姿に心を打たれて、そこで契約してしまったら、
他社の見積もりを確認しないことになり
つまりは、
相場よりも高い金額で契約してしまっている可能性が大きくなる
わけです。
ですから、そこは心を鬼にして、
「検討します!」
を徹底するように心がけてください。
そして、
見積もりを予定した全ての業者と話す
ようにしましょう。
また、以下は可能な方だけで大丈夫ですが、2社目からは、そこまでの最安値を営業マンに伝えて、
をズバッと聞いてみてください。
これを試すと、驚くほど値段を下げてくれることを実感されると思います。
ただ、そこで安くしてくれたとしても、基本の
「検討します!」
を忘れてはダメですよ(笑)
これを最後まで徹底すれば、最安値にたどり着くことが出来ます!
すべての業者の見積もりが終わったら、最安値だった引越し業者に連絡をして、契約すればOKです!
以上が、引越し業者に最安値を出させる見積もりテクニックでした。
ここまでは、安さにこだわってお話してきましたが、引越しは作業の質も大事です。
最後になりますが、次では良い引越し業者を選択するためのアドバイスをさせて頂きます。
安さだけじゃなく、気に入った業者に作業を依頼しよう!
残念ながら、引越しの現場では、
などのトラブルが少なからず発生します。
せっかく、 一括見積もりサービスで料金が安くなっても、作業当日にその様なことが起きると残念な結果になるので、少しでも良い業者を選べるように、ここではアドバイスします。
おすすめの業者選びの方法を、以下に書きます。
- 過去の引越しで作業が良かった業者に依頼する
- 知人や友人が使って良かった業者に依頼する
- 1も2も無い場合、見積もりで営業マンの感じが良かった業者を選ぶ
1と2に関して、
その時の現場責任者や作業員を指名する
と、良い作業になる確率が格段に増します。
3の理由ですが、営業マンがダメな会社は、会社全体がダメだったりブラックだったりする可能性が高いからです。
また、破損やトラブルが発生した場合、その連絡窓口になるのは現場責任者ですが、その対応に不満の場合は、次に営業マンに連絡すれば良いからです。
これらによって、契約する業者を先にある程度決めておきます。
当サイトでご紹介している 一括見積もりサービスには、大抵の引越し業者が参加していますので、1と2の業者も参加していると思います。
万が一、参加していなかった場合は、個別にその業者を見積もりに呼んでください。
「その値段にしてくれたら契約する!」
と言ってみてください。
きっと値段を下げてくれるはずです ^^
こうすることで、
最も気に入った業者に、最安値で作業を依頼することが可能になります!
当サイトのガイドに質問したいという方は、以下からお気軽にご質問ください。
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